からだをつくる
私たちは、子どもたちの将来を考えたとき、まず何よりも「体が丈夫で健康であって欲しい」と願います。
丈夫な体を持っていれば、将来の選択肢がさらに広がり、豊かで幸せな人生を送る基礎となるでしょう。そのためには、幼児期から積極的に体を動かし、運動することの楽しさを味わうことが大切です。
こころをみがく
幼稚園は、人生で初めて出会う”社会” ”子どもたちの世界”です。
その中で芽生える様々な感情、泣いたり、笑ったり、怒ったり、うれしくなったり・・・。自分の思いを相手に伝えるため、子どもは言葉や体を使って表現する方法や社会性を、友達や教師との関わりの中で学んでいます。そして、お互いの思いを受け止め、共感する、反発する、折り合いをつけることができるようになり、コミュニケーション能力を高めながら、仲間との絆を深めていきます。
私たちは、子どもの思いを読み取りながら、「時には寄り添いながら一緒に考え、時には離れて見守る保育」を心がけています。
自分で考え行動する力を育てる
釜井台幼稚園では「ちえのみあそび」という教材を使って脳を刺激し自らを考える力を育てます。
幼児の身近にある「モノ・形・色・数・言葉・動作・人間関係」を、絵カードやおはじきなどを使ってい、「発想力・想像力・表現力・数や色の規則性など」様々な概念の気づきを育てる遊びです。
子どもたちは失敗したり、つまずいたり、試行錯誤を繰り返しながら、そのプロセスを楽しみ取り組みます。
誰にでも得手不得手があるので、「できた・できない」「早い・遅い」などの結果ではなく、子どもが自分で考える過程を大切にしています。
また、教師は「ちえのみあそび」を通じてひとりひとりの子どもの特異な領域・不得意な領域を把握し、保育の中で意識して手を伸ばす手がかりとします。